【ワシントン聯合ニュース】韓日米の3カ国が外相会談を行い、共同懸案を協議する。
 外交消息筋によると、外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官、クリントン米国務長官、玄葉光一郎外相は28日午前(日本時間29日未明)、ニューヨークで会談する。3カ国の外相が会談するのは約3か月ぶり。
 米国の主管で開催される今回の会談では北朝鮮の核問題など朝鮮半島問題とともに、3カ国の協力案、域内懸案などが集中的に協議されるとみられる。
 特に、韓日両国が領土問題などで対立する中、韓日外相がどのような対話を行うのか、クリントン長官がこれに対する具体的な発言をするのか注目される。
 米政府はこれまで独島など領土問題に対しては「どちらの肩も持たない」との立場を明確にしていた。ただ、慰安婦問題などに対しては人権問題と関連づける必要があるとの姿勢を示してきたが、韓日間の外交対立が深まってからは具体的な言及を避けている。

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