WEF会長が韓国に祝いの手紙　競争力向上を評価

【ソウル聯合ニュース】】「ダボス会議」などで知られる世界経済フォーラム（WEF）のシュワブ会長が、WEFの今年の国際競争力ランキングで韓国が順位を上げたことを祝うメッセージを韓国に送った。韓国企画財政部が27日、明らかにした。
　シュワブ会長は25日、李明博（イ・ミョンバク）大統領宛ての手紙で、「今回の結果は、韓国が世界で最も躍動的な革新国家の一つであることを認めたもの」と述べた。また、韓国を戦後最も成功した経済成長ケースと評価し、「競争力の向上は韓国経済の持続的な成長エンジンになるだろう」と強調した。
　WEFがこうした内容の手紙を韓国に送るのは初めて。これに対し韓国政府は、感謝の意とともに緊密な協力の意思を伝えたという。
　先ごろWEFが公表した2012年版の国際競争力ランキングで、韓国は144カ国・地域中19位だった。韓国は2009年も19位を記録したが、2010年は22位、2011年は24位と順位を下げていた。