【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が27日に公表した9月の企業景気実査指数および経済心理指数(ESI)によると、製造業の景況判断指数(BSI)は69で、前月より3ポイント下落し、2009年4月(67)以来の低水準となった。
 BSIは100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならばその逆となる。製造業BSIは3月の84から4月に86に上昇後、5か月連続70以下が続いている。
 製造業のうち大企業のBSIは前月比6ポイント下落の68にとどまった。中小企業のBSIは70で前月より1ポイント上昇した。
 来月の製造業のBSI見通しは72で、前月(75)より3ポイント落ち込んだ。
 一方、9月のESIは前月比1ポイント下落の89となり、2009年4月(88)以来の低水準となった。ESIはBSIと消費者心理指数(CSI)を組み合わせた指数で、企業と消費者を含めた民間の景況感を総合的に把握できるという。2003年1月から2011年12月までの平均を100とする。

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