郭魯ヒョン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
郭魯ヒョン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソウル市教育監(教育庁の長)選挙で、候補一本化の見返りとして対立候補に現金を渡した罪で起訴された郭魯ヒョン(クァク・ノヒョン)ソウル市教育監に対し、大法院(最高裁に相当)は27日、懲役1年のソウル中央地裁判決を支持、被告の控訴を棄却した。
 郭氏の当選は無効となり、残る刑期の約8か月間服役しなければならない。
 2010年6月に実施されたソウル市教育監選挙には当時、野党陣営から郭氏と朴明基(パク・ミョンギ)ソウル大学教授が立候補していたが、候補の一本化を進め、郭氏が出馬した。郭氏は朴氏側に辞退の見返りとして金銭と要職ポストを約束。6回にわたり合計2億ウォン(約1400万円)を渡すとともに、ソウル教育発展諮問委員のポストに就かせた容疑がもたれていた。

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