【ソウル聯合ニュース】韓国企画財政部の朴宰完(パク・ジェワン)長官は19日の危機管理対策会議で、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が韓国の国債格付けを引き上げたが、経済全般の市場心理は依然として良くないと指摘し、「経済活力の向上と企業の積極的な投資が市場心理改善の鍵になる」と強調した。
 企業の設備投資は1~3月期にはやや増加したが、4~6月期以降は伸び悩んでおり、景気回復を見込んだ先行投資も不十分だとの指摘だ。朴長官は、企業の積極的な投資を後押しするため、投資環境の改善に努めると約束した。

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