30日の協議は午前8時半(日本時間9時半)に始まる予定だったが、約3時間遅れてスタートした。前日に日本側が提案した日本人拉致問題の議題化に対し、北朝鮮側が不満を示して協議を拒否する姿勢を見せたため開始が遅れた。
31日の協議も拉致問題の扱いが焦点になる。北朝鮮が前向きな態度を見せれば、来月中旬に両国の局長級本協議が開かれる可能性が高まる。
日朝が4年ぶりに政府間協議を再開したのは大きな意味を持つが、野田佳彦首相に対する問責決議案が参院で可決されるなど、今後の見通しは不透明との声も出ている。
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