北朝鮮関連市民団体などは30日、来月5日にソウル市内の韓国仏教歴史文化記念館で「金剛山観光再開汎国民運動本部」発足式を開くと明らかにした。
韓国政府に対し、観光再開を求めるとともに観光中断で被害を受けた江原道住民を支援するなど、多様な活動に取り組む計画だ。
金剛山投資会社の被害を具体的に調査するほか、来春には金剛山を訪問し、「国際平和コンサート」を開く案も検討中だという。
同運動本部のある関係者は、金剛山観光の中断後、各分野から人が集まり組織が作られたのは今回が初めてだとし、「金剛山観光再開を支持する世論が高まっており、早く再開できるよう努力する」と話した。
金剛山観光は、2008年7月に北朝鮮軍の銃撃により韓国人観光客が死亡した事件を受け、4年以上中断されている。
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