【北京聯合ニュース】日本と北朝鮮は30日、中国・北京で2日目の政府間協議を開始した。
 双方は前日に続き、局長級が出席する今後の本協議で話し合う議題などを調整する。
 初日の29日は日本人拉致問題の議題化について双方に隔たりがあった。外交消息筋によると、日本側は主要議題の遺骨返還のほか、拉致問題を本協議の議題に取り上げるよう求めた。これに対し、北朝鮮側は2002年の日朝首脳会談で5人の拉致者を送還し、拉致問題は「解決済み」との従来の立場を繰り返したという。
 日朝が4年ぶりに政府間協議を再開したのは大きな意味を持つが、野田佳彦首相に対する問責決議案が参院で可決されるなど、今後の見通しは不透明との声も出ている。 

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