【東京聯合ニュース】衆院は24日午後の本会議で、李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問と天皇への謝罪要求に抗議する決議案を採択した。
 決議案は民主、自民、みんなの党が共同で提出し、公明党と「国民の生活が第一」も賛成。共産党と社民党は反対した。
 国会で独島関連の決議案が採択されたのは、韓国が沿岸水域の主権を示す「李承晩ライン」を設けた後の1953年の「日韓問題解決促進決議」以来、59年ぶり。
 決議は韓国による独島の実効支配を「不法占拠」と非難。「一刻も早く停止することを強く求める」と強調した。天皇訪韓の条件として謝罪を求めたことに対し、「極めて非礼な発言であり、決して容認できない」とし、撤回を求めた。
 ただ、韓国については「重要な隣国」との認識を示した上で、政府要人や国民に「賢明かつ冷静な対応」を呼び掛けた。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0