【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は31日、銅像を破壊しようとしたテロ犯罪に対する公式謝罪と首謀者らを厳重処罰するよう韓国に求め、同要求が受け入れられない場合、犯罪者に対する処断をはじめ、相応する措置があると警告した。
 処断対象者としては北朝鮮脱出住民(脱北者)を支援する韓国人活動家、金永煥(キム・ヨンファン)氏、元脱北者で与党セヌリ党国会議員の趙明哲(チョ・ミョンチョル)氏、韓国の北朝鮮向け短波ラジオ・自由北韓放送代表の金聖ミン(キム・ソンミン)氏を挙げた。
 北朝鮮は16日に韓国と米国政府の指令を受け北朝鮮に侵入した「テロ犯」を摘発したと発表。摘発した人物は韓国の脱北者団体「金日成(キム・イルソン)の銅像を壊す会」と情報機関、米国の指令で北朝鮮の国境付近にある銅像を破壊しようとして逮捕されたと主張していた。

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