【ソウル聯合ニュース】無線通信業界などによると、米国の知的財産権コンサルティング専門機関、テックIPm(LLC)が今年上半期に米国特許庁に出願された高速無線通信「LTE」の中核標準特許187件を分析した結果、LG電子の保有特許が最も多かった。
 ノキアが2位、サムスン電子が3位だった。テックIPmはLTEと後継技術の「LTE-Advanced」の標準特許187件を分析した。標準特許は、基地局の電波送出から端末機が受信するまでの全ての技術を網羅している。このうち90件が登録済みで、残りは登録手続きを待っているという。
 LG電子は昨年、米投資会社のジェフリーズ・アンド・カンパニーの評価でも、LTE関連特許で業界内の23%を保有しているとトップの評価を受けている。
 LTE製品は増加しており、調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)は今年の世界のLTE対応スマートフォン(多機能携帯電話)販売台数を昨年の10倍近い6700万台と見込んでいる。
 多くの特許を持つLG電子は、現在10カ国・地域のLTE対応スマートフォン販売先を年末までに20カ国・地域に増やす計画だ。

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