【大田聯合ニュース】韓国科学技術院(KAIST)は3日、同院の生命化学工学科の?相ヨプ(イ・サンヨプ)教授が米国工業微生物学会の「チャールズ・トム賞」を受賞すると明らかにした。
 李教授は再生可能なバイオマスから化学物質を効率的に生産する代謝工学の権威。微生物のシステム代謝工学を利用し、効率的なバイオ燃料などの生産が可能な菌株を開発したことが評価された。
 同賞は産業微生物や生命工学分野において世界で最も優れた業績を挙げた研究者に贈られるもので、1976年に制定された。日本人では別府輝彦氏らが受賞している。
 KAISTによると、李教授は41人目の受賞者で、韓国人が同賞を受賞するのは初めてとなる。

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