【ソウル聯合ニュース】これまで出題される問題が事前に公開されてきた外国人労働者の韓国語試験の問題が非公開に切り替わる。
 韓国雇用労働部は31日、外国人労働者の韓国語試験問題の公開取りやめに合わせ、韓国語標準教材を労働者派遣国に普及させる方針を明らかにした。
 外国人労働者は韓国内の事業所で就業する際、韓国語試験(EPS-TOPIK)に必ず合格する必要がある。
 これまでの韓国語試験は労働者派遣国の韓国語学習環境が不十分だったため、2000問の問題が掲載された公開問題集から出題されてきた。ただ、韓国語試験のスタートから7年が経ち、各国に韓国語教育機関が設立されるなど環境が整ってきたため、出題される問題を非公開に切り替えることになった。
 韓国語の標準教材は6月から15カ国に提供されるほか、EPS(雇用許可制)ホームページからダウンロードできる。

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