会談を行うGEのイメルト会長(左)と李大統領(提供写真)=31日、ソウル(聯合ニュース)
会談を行うGEのイメルト会長(左)と李大統領(提供写真)=31日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は31日、青瓦台(大統領府)で来韓している米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフリー・イメルト会長兼最高経営責任者(CEO)と会談し、最近の世界経済状況やエネルギー産業の将来、韓国に対するGEの投資計画などを話し合った。
 イメルト会長はその席で「韓米自由貿易協定(FTA)を議会で承認させるため、米国の自動車労働組合に自由貿易と韓米FTAの利益を説明する役割を担った」と述べ、韓米FTAの議会承認を評価した。
 世界経済の動向と関連しては「ドイツと韓国がほぼ唯一、現在の金融危機にうまく対処している。欧州を中心に、リーマン・ショックのような危機が再燃する可能性があり、心配だ」と懸念を示した。
 イメルト会長はまた、今後も韓国と研究開発(R&D)分野での協力を拡大する考えを強調。これに対し、李大統領は「GEが長期にわたり韓国に投資を続けており、韓国の国民と企業が好感を持っている」と紹介し、韓国企業とのさらなる協力を要請した。
 GEは1976年にGEコリアを設立して以来、これまでに総額5兆2000億ウォン(約3470億円)を韓国に投資している。
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