【ソウル聯合ニュース】韓国女性家族部は30日、小学4年、中学1年、高校1年の計約174万人を対象に実施したインターネット中毒についての調査結果を発表した。これによると6万8044人がインターネットのやりすぎで危険な状態にあるか、注意が必要な「ネット中毒危険者」とされた。
 女性家族部は教育科学技術部の協力の下、今年3~4月にかけて全国の小中学校、高校で調査を実施した。調査対象人数は小学4年が約48万人、中学1年と高校1年がともに約63万人。このうちネット中毒危険者とされたのは小学4年が1万9174人、中学1年が2万4779人、高校1年が2万4091人だった。
 2010年の調査と比べ、ネット中毒危険者とされた人数は小学4年が1万4667人、中学1年が8866人減少した。高校1年は昨年の調査と比べ1万1482人減った。
 ネット中毒の危険があるとされる児童・生徒については両親の同意に基づいて相談や治療などの支援を受けられるという。
 女性家族部の関係者は、ネット中毒危険者の人数が減少した理由について、キャンペーンの効果や社会的関心が高まったことを挙げている。

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