海上プラントを第2の造船産業に　韓国政府が発展策

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が、世界トップレベルの造船技術を土台に海上プラントを第2の造船産業に育てるというビジョンを掲げた。
　知識経済部は9日、非常経済対策会議で「海上プラント産業発展策」を報告した。それによると、政府は海上プラント受注額を昨年の257億ドル（約2兆500億円）から2020年には800億ドルと3倍以上に増やす方針だ。エンジニアリングや資機材などを国内で手掛ける割合も、昨年の40%から2020年までに60%に引き上げる。
　主な推進課題は▼韓国製資機材の競争力強化▼専門エンジニアの育成を通じたエンジニアリング能力の向上▼プロジェクト開発からエンジニアリング、建造に至るまでの総合的な技能確保▼海上プラント産業のクラスター基盤造成――など。
　世界の海上プラント市場は、エネルギー需要の増加と原油価格の高騰を受け、2010年の1400億ドルから2020年には3200億ドルに急成長すると見込まれている。
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