【ソウル聯合ニュース】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF)が3日に発表した「報道の自由の捕食者(Predators of Press Freedom)」のリストに北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が含まれたと、米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が4日までに報じた。
 同団体は、金第1書記がリストに含まれた理由について、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の生前から言論弾圧の先頭に立っているためだと説明した。
 同団体の関係者は「われわれが入手した情報によると、金総書記の死去前から金第1書記は外部から北朝鮮に流入する情報を遮断するため、中朝国境地域の民家を抜き打ち調査するよう指示し、自身の偶像化や宣伝、扇動に北朝鮮メディアを悪用した」と述べた。
 同団体は、1月にAP通信の支局が平壌に開局したが、北朝鮮は依然として世界で最もマスコミが閉鎖的な国で、金第1書記登場後も北朝鮮当局の住民に対する徹底的な情報遮断と言論統制が続いていると指摘した。

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