【サンフランシスコ聯合ニュース】サムスン電子と米アップルの最高経営責任者(CEO)が特許訴訟の和解を模索するため、来月21日から2日間、サンフランシスコの裁判所に出廷する。ドイツの知的財産権専門ブログ「フォス・パテンツ(FOSS PATENTS)」などが29日、明らかにした。
 スマートフォン(多機能携帯電話)と多機能端末の技術に関する特許訴訟が1年間続いている中、両社のCEOが初めて公式対面することになり、結果が注目される。サムスン電子からは崔志成(チェ・ジソン)氏が、アップル側からはティム・クック氏が出廷する。
 「フォス・パテンツ」によると、昨年4月以降にサムスンとアップル間で起こされた訴訟は計50件に達する。ただ、ドイツなど一部欧州国では特許侵害を事案ごとに別件で処理しており、これを含めると現在9カ国で行われている訴訟件数は100件に迫るだろうと説明した。

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