【ソウル聯合ニュース】韓国の国土海洋部は22日、1~3月期の航空国際線旅客数が前年同期比12.4%増の1138万人に達し、同期で過去最多を記録したと明らかにした。
 冬休みや中国の春節(旧正月)大型連休、日本路線の回復、韓流ブームなどの要因が作用し、全路線で旅客数が増加した。日本路線の旅客は東日本大震災の影響から抜け出し、7.5%増えた。昨年の10~12月期から増加を続けている。
 国内線の旅客数も増えた。1~3月期の国内線旅客数は済州島への観光需要増加で前年同期比11.5%増の492万人を記録した。格安航空会社(LCC)は212万人が利用し、前年同期に比べ17.4%増えた。
 国土海洋部は済州路線の増便や麗水世界博覧会などで4~6月期の旅客数が増加を続けると見通した。
 一方、貨物輸送は半導体、ディスプレーパネル、航空輸出物量の減少などで、前年比1.9%減の85万7000トンを記録した。4~6月期も主要貿易国の欧州連合(EU)や中国の景気回復が遅れ、減少傾向が続くと予想される。

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