【ソウル聯合ニュース】ガソリンや軽油などを取り扱う石油製品の現物電子商取引が30日、韓国で初めて始まった。
 取引初日に売買契約が行われたのは軽油で、価格は1リットル=1732ウォン(125円)。6万リットルが取引された。売りが3件、買いが13件の計16件に値段がつけられたが、取引場は閑散としていた。
 韓国取引所によると、これまでに石油元売り会社4社、韓国石油公社、輸出入企業約10社、一般代理店約30社、ガソリンスタンド約100社など計150社が参加を申し込んでいるという。
 韓国取引所の金鳳洙(キム・ボンス)理事長は同日午後、釜山の取引所本社で開かれた現物電子商取引の開場式に出席し、「国内の需給状況を反映することで公正な価格が形成され、(商取引が)原油価格の安定と関連業界の発展に寄与することを望む」と述べた。
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