【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」は30日、ソウル核安全保障サミット(26~27日)で自国の「衛星」打ち上げに対する反対ムードが高まったことについて、サミット議長国の韓国政府を非難し、発射を強行する意志をあらためて示した。
 祖国平和統一委員会の報道官は朝鮮中央通信を通じ、同サミットで議題ではない北朝鮮の衛星打ち上げが取り上げられたことを非難。「国際会議を同民族の対決の場にしようとしたことは、極まりない挑発であり民族の恥」と韓国政府を非難した。
 同報道官は、国際的な圧力を醸成しようとしている李明博(イ・ミョンバク)政権の行為に動揺することなく、北朝鮮は計画通りに打ち上げを実施すると明言した。

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