【ワシントン聯合ニュース】ガイトナー米財務長官が、米国が世界銀行の次期総裁候補に指名したジム・ヨン・キム米ダートマス大学学長の選出に向け、支持を求める書簡を世界銀行加盟各国に送ったことが29日、分かった。米ブルームバーグが伝えた。
 ガイトナー長官は「キム氏は、気候変動や食糧安保など全世界が直面する課題を扱わなければならない世界銀行の役割を理解している」とし、加盟国がこうした新たなイシューに対応する上で、手際よく仲裁の役割を果たすだろうと強調した。
 キム氏は現在、韓国を含む7カ国を訪問中だ。世界銀行総裁は来月20~22日開催の春季総会で選出される。

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