【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は29日、ソウルで26~27日に開かれた核安全保障サミットのため来韓したグルジアとハンガリーの大統領とそれぞれ会談した。これで一連のサミット関連行事を終えたことになる。
 青瓦台(大統領府)の高官は聯合ニュースの取材に対し、「1年かけて海外を回るのと同じぐらいの成果をサミットで挙げることができた」と自画自賛した。
 分刻みのスケジュールをこなした李大統領の働きが成功に大きく寄与した。李大統領はサミット初日、ほとんど食事を取れないほど精力的に動いた。このため側近がお粥(かゆ)を準備したが、これもほとんど食べることができなかったという。会議や首脳会談を連続でこなし、前回サミットで始まった核削減プロセスを実践に移すための共同声明(ソウルコミュニケ)を導き出すために奔走した。
 これに対し、米国のオバマ大統領はサミット閉幕直前に「韓国は言葉ではなく言動をみせてくれた」との特別声明を出し、賞賛したという。

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