【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が29日に発表した2月の国際収支(速報値)によると、経常収支は6億4000万ドル(約528億9500万円)の黒字となり、前月の9億7000万ドルの赤字から黒字に転じた。
 商品収支(貿易収支に相当)も前月の16億2000万ドルの赤字から13億9000万ドルの黒字に転換した。
 輸出は458億9000万ドルで、前年同月の372億3000万ドルより急増した。通関ベースで、自動車(前年同月比59.4%増)と石油製品(同43.0%増)の輸出が増え、船舶、半導体などは増加に転じた。ディスプレーパネル、情報通信機器などの減少幅は縮小した。輸入は444億9000万ドルで、前年同月(357億ドル)より増えた。
 輸出を地域別で見ると、米国、欧州連合(EU)、中国向けが増加に転じた。対米輸出は前年同月に比べ46.7%増えた。日本、中東、東南アジア向けも前月より増加幅が拡大した。
 サービス収支は12億2000万ドルの赤字となった。前月(1億3000万ドルの赤字)より赤字幅が約10倍に拡大した。旅行収支は改善されたが知的財産権の使用料などが大きく増加した。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0