【瀋陽聯合ニュース】中国黒竜江省のハルビンから北朝鮮に向かう観光が4月から本格化する見通しだ。

 北朝鮮の高麗航空関係者が22日にハルビンを訪問し現地旅行会社の世一国際旅行社とチャーター便の就航協定を結んだと、朝鮮族系メディアの黒竜江新聞が28日に報じた。

 協定によると高麗航空は76席のチャーター機でハルビン~北朝鮮・平壌を4月27日から10月5日まで週2往復する。

 観光シーズンの6月から10月までは132席のチャーター機も追加投入する計画だ。

 今回の路線就航を合わせると中国と北朝鮮を結ぶ路線は、北京~平壌、遼寧省・瀋陽~平壌と、7月に相次いで開通した上海~平壌、陝西省・西安~平壌の計5路線となる。

 北朝鮮と中国は昨年9月、延辺朝鮮族自治州の琿春から羅津港を経て貨客船「万景峰号」で金剛山を回る海上観光コースを開設。3か月間で4回にわたり400人以上の中国人が金剛山を観光した。冬季に中断していた同コースも4月から再開するとみられる。

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