ヌーランド報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
ヌーランド報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】米国務省のヌーランド報道官は27日(日本時間28日)の会見で、3回目の米朝高官協議で協議された非核化事前措置や北朝鮮への栄養食品支援などと関連し、「まだ何も決まっていない」と明らかにした。

 協議では核や南北関連の問題などで「若干の進展があった」と評価した。北朝鮮はこれまで同様、栄養食品問題を提起し、同問題が協議されたと説明した。ただ、米国は非核化と食糧支援問題を連携させておらず、駆け引きもなかったという。

ヌーランド氏は北朝鮮への栄養食品支援が行われるためには、食糧配分に対するモニタリングが保障されるべきだとする米国側の立場を再度強調した。

 また、6カ国協議再開のためには二つの条件があり、「一つは北朝鮮が(6カ国協議で約束した)国際的義務事項を履行すること、もう一つは韓国との建設的な対話を続けること」と述べた。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0