【バルセロナ聯合ニュース】LG電子の朴鍾碩(パク・ジョンソク)MC(モバイル・コミュニケーションズ)事業本部長(副社長)は26日、移動通信業界の国際見本市「2012モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」が開かれるスペイン・バルセロナで記者懇談会を開き、高速無線通信規格「LTE」対応スマートフォン(多機能携帯電話)の世界市場で将来的にシェア1位を達成するとの目標を示した。
 同社は昨年10~12月期にLTEスマートフォンでシェア2位を獲得した。
 朴本部長はスマートフォンの今年の世界販売目標を3500万台を設定した。そのうち、LTEスマートフォン販売目標は800万台とした。
 LG電子はMWCのブースで「LTE、it’s always LG」というキャッチコピーを掲げ、LTE対応の「Optimus Vu」「Optimus LTE Tag」「Optimus LTE」「Optimus Pad LTE」などを展示する。
 同社はLTEスマートフォン市場の開拓を目指し、欧州やアジア、中東、独立国家共同体(CIS)など今年LTEサービスが本格化する地域で、他社に先駆け4~6月期から新製品を発売する計画だ。
 朴本部長はまた、SKテレコムとLGユープラスから来月発売される5インチLTEスマートフォン「Optimus Vu」への期待感を示した。同製品はアスペクト比4対3の5インチディスプレーを搭載しており、16対10の他製品に比べ一画面の情報量が多い。画面上のコンテンツに指や専用のペンでメモ書きできるのも特徴だ。
 朴本部長は同製品について、「他人の考えに自分の考えを加え、別の考えを生み出すことができるため、何かを考えるときに非常に役立つ。一度使えばほかの機種を使いにくく感じるだろう」と自評した。

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