韓国軍は演習期間中に北朝鮮が挑発を行う可能性に備え、最前線地帯の対砲兵レーダー、RF4偵察機、U2高空戦略偵察機などをフル稼働し、F15K戦闘機などに非常待機命令を出した。軍事境界線付近での挑発に備え、K9自走砲など前線部隊に配置された戦力も直ちに対応できる状態を維持する方針だ。
また、韓米は3月1日から4月30日まで野外機動演習「フォール・イーグル」も実施する。同演習には米軍約1万1000人(海外駐留米軍1万500人を含む)、韓国軍は師団級以下の部隊が参加する予定だ。
一方、北朝鮮軍も両演習を受け、最前線部隊に警戒勤務を強化するよう指示を出したという。韓国軍関係者は、北朝鮮軍が最近、韓国側地域を狙った射撃訓練を強化したと説明した。
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