【ソウル聯合ニュース】韓国関税庁の仁川空港税関は19日、日本から中古のブランド品を密輸・販売した疑い(関税法違反)で韓国人の中古ブランド会社代表と日本人の妻ら10人を検挙したと明らかにした。
 税関によると、夫婦らは2008年9月から昨年10月にかけ148回にわたり日本で購入した中古ブランド品1023個(時価5億ウォン=約3500万円相当)を税関に申告せずに密輸した疑い。
 韓国や日本の知人に依頼して中古ブランド品を韓国に運んだり、複数の住所に分けて配送するなどして税関手続きをくぐり抜けていた。
 日本では韓国より30%程度安い価格で中古品を購入し差額を得ていた。
 税関は夫婦と日本人運搬役を仁川地検に送検し、残りの7人には計5000万ウォン相当の罰金と追徴金を課した。
 仁川空港税関の関係者は「中古品といえども免税範囲を超えたり税関申告手続きを行わず密輸入した場合、物品の没収だけでなく元値の20%に相当する罰金が課される」と話した。

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