金前大使は、推定埋蔵量を水増ししたCNKの報告書を基に、外交通商部名義で虚偽の報道資料の作成・配布を主導した疑いがもたれている。
監査院の監査結果に納得できないかとの報道陣の質問に、金前大使は「できない。懲戒を受けたり刑事処罰を受けるようなことはしなかった」と答えた。金前大使の兄弟もCNK株を購入し利益を得たとされるが、「虚偽と知りながら弟らに株式取得を勧めたというのは、つじつまが合わない」とした。
また、CNKの報告書の内容を真実と思っていたと主張。金前大使は「カメルーン政府関係者から、(報告書にある)埋蔵量を徹底的に、綿密に確認したと聞いた」とし、同政府が所定手順と規定にのっとり開発権を与えたため、まったく疑わなかったと話した。
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