【春川聯合ニュース】日本の古代史研究の第一人者である東京学芸大学の阿部猛名誉教授が関連図書2万冊を韓国の翰林大学に寄贈した。翰林大が15日、明らかにした。
 寄贈された図書は日本の古代史をはじめ、日本史全般にわたる資料が含まれているという。
 阿部名誉教授は、東京文理科大学史学科を卒業後、北海道教育大学や東京学芸大学、帝京大学などで教べんをとり、1979~1985年には東京学芸大の学長を務めた。
 同大のチョン・ヨンヒ図書館長は、寄贈された図書で「日本史文庫」を設置する計画を明かし、「これを基に日本の古代史や中世史、近代史に対する国内外の関連研究を支援し、韓日両国の相互理解と関係改善に寄与していく」と話した。

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