【ドーハ聯合ニュース】カタールを訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は9日、ドーハ市内で同国の自治問題・都市計画担当相と会談し、カタールで推進中の大型ニュータウン開発事業に韓国の建設会社が参入できるよう、協力を求めた。青瓦台(韓国大統領府)が伝えた。
 李大統領は、カタールで2022年に開催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)関連の大規模なインフラ建設についても、韓国企業は中東地域での経験と技術力が豊富として参入の機会拡大を希望した。
 また、仁川自由経済区域やセマングム経済自由区域(全羅北道)など韓国の大型開発事業に対し、カタール資本の積極的な投資を求めると同時に、投資の際には優遇措置があると強調した。
 これに先立ち、李大統領は韓国・カタールビジネスフォーラムに出席。1974年の国交樹立以降、エネルギー・資源を中心に進んできた両国の協力の幅を広げる必要があると呼びかけた。

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