孫基禎氏の金メダル(文化財庁提供)=(聯合ニュース)
孫基禎氏の金メダル(文化財庁提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本の植民地時代だった1936年のベルリン五輪男子マラソンに「日本代表」として出場し、優勝した故孫基禎(ソン・ギジョン)氏の金メダルと賞状、月桂冠が文化財に登録されることになった。韓国文化財庁が9日、明らかにした。
 3点は韓国人が初めて五輪で優勝し、獲得したもので、体育史・民族史的な価値が高いと評価された。今年は孫氏の生誕100周年となる。
 韓国政府発足後、初出場した1948年ロンドン五輪の際、韓国代表団の経費に充てるため発行した韓国初の宝くじと選手団のペナントなども文化財に指定される。
 文化財は30日間の予告期間と文化財委員会の審議を経て、登録されることになる。

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