【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が黄海上の南北軍事境界線と位置付けられる北方限界線(NLL)付近の黄海道・古岩浦に、空気浮揚艇の海軍基地を完成したことが確認された。政府高官が9日、衛星写真による確認の結果として伝えた。
 基地は空気浮揚艇60~70隻を収容できる規模で、平安北道で運用していた空気浮揚艇を前方配備すると予測される。ただ、現在は海が凍っており、配備できない。
 一方、韓国軍は空気浮揚艇による北朝鮮の攻撃に備えた対応を強化している。昨年末と今年1月にも空気浮揚艇を想定した射撃訓練などを実施。この日は、鄭承兆(チョン・スンジョ)合同参謀本部議長が北朝鮮に最も近い白ニョン島を訪れ、徹底した対応を指示した。

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