野党のFTA停止要請に　米は「早期発効を期待」

【ワシントン聯合ニュース】韓国最大野党の民主統合党などが8日、韓米自由貿易協定（FTA）の発効手続き停止と全面再交渉を求める書簡を米国のオバマ大統領と上下両院議長宛てに送ったことと関連し、米国務省は同日、「FTAは韓米両国の利害に合致する」とし、早期発効に期待を示した。「FTAの廃棄」という民主統合党の主張に対する見解を問う聯合ニュースの質問に、書面で答えた。
　国務省報道官室は「韓米FTAは輸出を増大させ、雇用の創出を助け、両国の経済に貢献するだけでなく、アジア・太平洋地域の重要な戦略的同盟を強化する歴史的チャンスをもたらす」と評価した。