【ソウル聯合ニュース】韓国の海外建設協会の情報サイト、海外建設総合情報サイトによると、韓国企業の1月の海外建設受注額は14億7000万ドル(約1119億円)だった。1月の受注額としては2005年(1億2000万ドル)以来の低水準となった。
 中東地域からの受注額が前年同月の2億4000万ドルから3億1000万ドルに増えたが、アジア地域からの受注額は同12億2000億ドルから3億3000万ドルに急減し、打撃となった。
 部門別では、道路、港湾、鉄道などの土木部門が同7000万ドルから3億2000万ドルに増加したものの、建築部門は同8億3000万ドルから4億2000万ドルに、産業設備部門は11億8000万ドルから6億5000万ドルにそれぞれ減少した。
 同協会は、例年に比べ1月の受注実績はやや落ち込んだものの、今年の年間受注額の見通しは悪くないとの見方を示した。
 同協会関係者は「今年の海外市場は、昨年のリビアの大規模デモのような不安要素がほとんどなく、1月の受注額が昨年に比べ減少したからといって心配する必要はない。むしろ原油高の影響で中東地域からの受注が増える可能性がある」と述べた。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0