ハイニックス半導体の本社(資料写真)=(聯合ニュース)
ハイニックス半導体の本社(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のハイニックス半導体は2日、10~12月期に売上高2兆5530億ウォン(約1730億円)、営業損失1670億ウォンを記録したと明らかにした。
 売上高は前年同期比7%減、営業損益は赤字に転じた。前四半期に比べ売上高は11%増えたが、2四半期連続の赤字となった。営業損失規模は前四半期よりやや減少した。

 昨年の年間売上高は前年比14%減の10兆3960億ウォン、営業利益は89%減の3250億ウォンを記録。年間では3年連続の黒字を達成した。
 10~12月期には前四半期よりDRAM(半導体メモリー)が19%、NAND型フラッシュメモリーが17%下落するなど厳しい経営環境が続いた。そんな中、微細工程転換や製品ポートフォリオ改善を推進し、3年連続の年間営業黒字を維持した。
 ハイニックス側は今年、前年比約20%増の4兆2000億ウォンに投資を拡大し、半分以上をモバイル機器拡大とともに、NAND型フラッシュ事業に投資して競争力を強化する。

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