【ソウル聯合ニュース】韓国の完成車メーカー5社の1月販売業績が、内需冷え込みの影響で前年同月比、前月比いずれも減少した。5社の販売統計を取った自動車業界が1日、明らかにした。
 現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン、双竜自動車の1月の国内外販売台数は合計61万7506台で、前年同月比1.7%、前月比11.0%、それぞれ減少した。
 欧州の財政危機で海外販売の苦戦が予想されているが、1月の低調な業績は国内の販売減少の影響が大きかった。
 消費者心理の冷え込みに旧正月連休による営業日数の減少が重なり、1月の国内販売は9万6448台と、前月(12万9497台)比25.5%の大幅減を記録。前年同月(12万577台)と比べると20.0%の減となった。
 現代自は国内4万5186台、海外27万6571台で、合計32万1757台を販売した。国内販売は前年同月比18.5%急減した一方、海外販売は8.2%増加した。
 起亜自は国内3万4210台、海外17万6824台の合計21万1034台を販売。国内販売は同15.5%減少し、海外販売は同0.1%の増加にとどまった。同社は国内外を合わせた販売業績が2.8%の減となり、2009年5月(マイナス0.95%)以降で初めて前年同月比マイナスを記録した。
 韓国GMは国内販売が同19.6%減の8041台、海外販売も7.5%減の5万4001台となった。
 ルノーサムスンは国内販売が47.4%減の6207台、海外販売が31.6%減の8233台。
 双竜自は国内2804台、海外5429台の合計8233台を販売。国内販売は同1.9%減少し、海外販売は15.0%増加した。

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