【ソウル聯合ニュース】韓国統計庁が30日に公表した人口移動統計をみると、昨年の首都圏の人口は転出者が転入者を8000人上回る転出超過となった。転出者が転入者を上回ったのは統計を取り始めた1970年以来初めて。
 首都圏のうち、ソウルは1991年から転出者が上回っていた。昨年、ソウルからの転出者の60.3%は京畿道に転入した。
 中部圏の忠清道では転入者が転出者より3万5000人多かった。行政都市の移転など地域均衡発展策の影響と統計庁はみている。
 昨年の人口移動者数は812万7000人で、前年比1.2%減少した。人口100人当たりの移動者数の人口移動率は16.2%で前年比0.3ポイント下がった。人口移動率は1975年以降で、最も低かった。

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