【ソウル聯合ニュース】ハイテク製品に使われるレアアース(希土類)やマグネシウムに対する韓国の対中国依存度が高まっていることが分かった。
 関税庁が30日に発表したレアアースなどに関する輸入動向によると、昨年のレアアース輸入量360トンのうち、中国産は282トンと集計された。中国産の輸入割合は78%で、前年より13ポイント高まった。
 各国の資源確保競争でレアアースの価格が急騰し、相対的に安い中国産の需要が増加したと、関税庁は説明した。マグネシウムの対中国依存度は98.9%から99.2%に高まった。
 関税庁は「レアアースの輸入対象国は3カ国増え18カ国になったが、対中国依存度はむしろ高まった。特定国への依存度が高いほど、価格上昇の懸念がある。代替エネルギー源を開発するなどの努力が必要だ」と指摘した。

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