【ソウル聯合ニュース】昨年の国際原油価格が過去最高を記録した中、韓国での石油製品の消費量も過去最高となった。
 韓国石油公社は30日、韓国の原油輸入量の80%を占めるドバイ原油価格が昨年は平均1バレル=105.98ドル(約8000円)となり、前年の78.13ドルに比べ35.6%急騰したと明らかにした。過去最高を記録した2008年の1バレル=94.29ドルを大きく上回った。
 北海産ブレント原油、オマーン産原油、イラン産重質油、マレーシアのタピス原油も過去最高を記録した。
 一方、昨年韓国でのナフタやジェット燃料、揮発油、軽油など石油化学製品の消費量は8億130万バレルで、前年の7億9427万8000バレルに比べ8.84%増加した。これまで最高だった2007年の7億9494万5000バレルを上回った。
 ナフタの昨年の販売量は前年比7.05%増の3億5520万1000バレルだった。揮発油は同0.93%増、ジェット燃料も同0.90%増加した。
 一方、軽油は同0.51%減、バンカーC重油は同17.0%減少した。
 石油公社の関係者は、「欧州発の経済危機の中でも韓国産業がそれなりに好調だったため」と分析する。

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