【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の開城工業団地で働く韓国側関係者に対する「違反点数制」が導入される。事件・事故で問題を起こした関係者には違反点数が加算され、出入りが制限される。
 韓国民間財団の開城工業地区支援財団は25日、こうした内容を柱とする「開城工業地区の事件・事故処理指針」を制定したと明らかにした。
 指針によると、工業団地内で交通事故や火災、暴行などの事件・事故を起こした韓国側関係者には違反点数が加算される。
 違反点数は内容によって2点から最高の10点まである。殺人や性犯罪、強盗などは最高の10点となる。累積点数が10点以上になると「永久出入り制限」措置が取られる。9点は3か月、7~8点は2か月、5~6点は1か月、3~4点は2週の出入りが禁止される。
 開城工業団地には123社の韓国企業が入居しており、一日平均700~800人の韓国側関係者が滞在している。北朝鮮側労働者は昨年11月末時点で4万8708人となり、過去最高を記録している。

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