【ソウル聯合ニュース】京畿道東豆川市で10代の女性が性的暴行を受けた事件で、強盗強姦などの罪に問われた米第2師団所属の二等兵に対する控訴審判決が19日、ソウル高等裁判所で行われた。同高裁は一審判決を支持し、被告に懲役10年を言い渡した。
 同高裁は性暴力矯正プログラム(80時間)の参加と、10年間の身上情報公開も命じた。
 判決によると、20代の二等兵は昨年9月24日未明、酒に酔った状態で東豆川市の簡易住宅施設に侵入。テレビを見ていた10代の女性を凶器で脅し暴行を加えたほか、現金5000ウォン(338円)を奪って逃走した。昨年11月の一審で懲役10年の判決を受けていた。
 今回の犯罪は在韓米兵が起こしたもののうち、1992年の女性殺害事件に次ぐ重罪となった。2001年の在韓米軍地位協定(SOFA)改正後では最も量刑が重い。

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