【ソウル聯合ニュース】統計庁が29日に発表した産業活動動向によると、11月の鉱工業生産は前月比0.4%減少した。半導体や部品などの不振が響いた。前年同月比では5.6%増加した。
 業種別の前月比生産は、金属加工(5.0%増)、電気装備(5.1%増)、飲料(17.2%増)などが増加したが、半導体・部品(1.8%減)、映像音響通信(3.9%減)、化学製品(2.0%減)などは減少した。
 前年同月比では半導体・部品(21.7%増)、自動車(14.4%増)、金属加工(8.0%増)などは好調だったが、映像音響通信(17.8%減)、機械装備(5.0%減)、コンピューター(27.9%減)などは不振だった。
 製造業の在庫率は前月より5.1ポイント上昇の114.1%。製造業の平均稼働率は79.0%で、前月に比べ0.7ポイント下落した。
 サービス業生産は、出版・映像・放送通信・情報(2.2%減)、不動産・賃貸(1.1%減)の不振で前月比0.5%減少した。前年同月比では2.6%増加した。
 消費心理と直結する小売販売額指数は前月比では0.6%減少、前年同月比では0.5%増加。設備投資は前月比では7.7%増加したが、前年同月比では3.7%減少した。
 現在の景気状況を示す動向指数循環変動値は、前月より0.6ポイント下落したが、今後の景気を予告する先行指数の前年同月比は前月より0.1ポイント上昇した。

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