【ソウル聯合ニュース】10月に行われたソウル市長選の投開票日に中央選挙管理委員会のホームページなどがサイバー攻撃を受けた事件で、検察の特別捜査チームは28日、与党ハンナラ党の崔球植(チェ・グシク)国会議員の元秘書ら5人を起訴したと発表した。
 起訴状などによると、元秘書は与党出身の朴ヒ太(パク・ヒテ)国会議長の元秘書とともに、ソウル市長選の投開票日に中央選管や野党統一候補だった朴元淳(パク・ウォンスン)現ソウル市長のホームページに大量のデータを送りつけ機能を麻痺(まひ)させる「DDoS攻撃」を指示した。検察はこれが情報通信基盤保護法などに違反するとして今回起訴した。
 同選挙は投票率が低くなれば、無党派層の多くが支持する野党に不利だとされていた。同攻撃により、投票所の変更などを確認するため、ホームページに接続しようとした有権者が不便を強いられた。

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