【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙の労働新聞は金正日(キム・ジョンイル)総書記の告別式が行われた28日の論評で、金総書記が残した最大の遺産に「核」を挙げた。
 論評は金総書記の遺産について「核と衛星」、「新世紀の産業革命」、「民族の精神力」の三つを挙げた。最大の遺産は「大国の間に挟まれていた弱小民族を堂々と胸を張り、世界を見下ろす人民に引き上げた核と衛星」だと強調した。
 後継者の正恩(ジョンウン)氏については、「人民を率い、金正日同志の革命遺産を豊かにしていくだろう」とし、金総書記の遺訓に従い国を運営する「遺訓統治」を進めることをあらためて示唆した。

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