韓国科学技術企画評価院(KISTEP)は15日、27の重点環境技術分野と131の電力製品・サービスの水準について、産学官の専門家8700人の意見を集約した報告書を公表した。
調査によると、27の重点環境技術レベルについて、世界最高水準の米国を100とした場合、韓国は77.4%となった。欧州連合(EU)は99.4%、日本は95.3%、中国は67.1%だった。
時間に換算した米国と韓国の技術格差は4.1年と推計された。EUとは3.9年、日本は3.1年の差だった。
27大技術別では、改良型軽水炉の設計および建設技術が90.1%で最も評価が高かった。シリコン系太陽電池の効率化・低価格化技術(85.0%)▼高効率・低公害の車両技術(84.5%)▼次世代高効率燃料電池システム技術(82.1%)などが続いた。
一方で、石炭ガス化複合発電技術(63.5%)▼気候変動予測およびモデル開発技術(65.6%)▼有害性物質モニタリングおよび環境浄化技術(66.5%)などで遅れが目立った。
KISTEPは報告書で、2012年の技術レベル目標の「先進国対比80%」は問題なく達成し、3年後には世界最高レベルとの技術格差は1.7年程度に縮小すると予想した。
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