【ソウル聯合ニュース】韓国政府は5日、内戦状態が収束しつつあるリビアに対する渡航禁止措置の解除を決めた。
 外交通商部は同日、第2次官主宰の旅券政策審議委員会を開き、リビアの旅行警報を4段階(旅行禁止)から3段階(旅行制限)に引き下げた。
 韓国はリビアに対し、3月から4回の延長を経て今月14日まで旅行禁止国に指定していた。同措置をめぐっては韓国の進出企業などを中心に解除を求める声が相次ぎ、政府は11月に合同調査団を派遣して現地状況を点検。リビアは暫定政府が発足し、国家再建に踏み出しており、治安状況も改善したと判断した。
 一方、イエメンについては今月27日までの4段階(旅行禁止)措置を6か月間延長することを決めた。現在、韓国政府はイエメン以外にアフガニスタン、ソマリア、イラク、シリアの4国について渡航禁止措置を取っている。
Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0