【ソウル聯合ニュース】統計庁が30日に発表した産業活動動向によると、10月の鉱工業生産は前月と比べ0.7%減少した。前月比での下落は2か月ぶり。輸出の好調で前年同月比では6.2%増だった。
 業種別の前月比生産は、化学製品(3.1%増)、半導体・部品(1.2%増)などが増加したが、映像音響(4.3%減)、自動車(3.0%減)、一次金属(2.2%減)などは減少した。
 前年同月比では半導体・部品(26.3%増)、自動車(11.7%増)などが増加したが、映像音響通信(17.7%減)、電気装備(6.6%減)などは不振だった。
 製造業の在庫率は前月より5.4ポイント下落の109.5%。製造業の平均稼働率は79.5%で、前月に比べ1.8ポイント下落した。
 サービス業生産は小売りや金融・保険の好調などで前月比0.7%増加、前年同月比では3.5%増加した。
 消費心理と直結する小売販売額指数は前月比では0.6%増加、前年同月比では2.2%増、設備投資は前月比は12.1%、前年同月比11.9%それぞれ減少した。
 現在の景気状況を示す動向指数循環変動値は、前月より0.3ポイント下落し、今後の景気を予告する先行指数の前年同月比も前月より0.4ポイント下落した。2か月連続の同時下落となった。

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