【ソウル聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)は28日に公表した最新の経済見通しで、来年の韓国経済成長率見通しを3.8%と予想した。今年は3.7%だった。
 これは5月に公表した経済成長率と比べ、今年は0.9ポイント減、来年は0.7ポイント減となった。2013年には4.3%成長すると予想した。
 今年の世界経済成長率見通しは従来より0.4ポイント減の3.8%、来年は1.2ポイント減の3.4%と予測した。世界経済は非常に悪化していると指摘。先進国経済はユーロ圏の景気が低迷するなど鈍化しているとした。新興国も成長ペースが鈍化していると分析した。
 韓国経済は、今年は成長ペースが鈍化したが、来年から次第に回復すると予想した。経済リスクに対しては、家計負債が増加しており、金利が上昇すれば消費の冷え込みが予想より進む可能性があるとし、対外的には輸出依存度が高いため、世界経済に影響されやすいと指摘した。

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